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魅惑の「薩摩黒切子」

池袋東武を通りすがりに、日本の職人100人展*1をのぞいてきました。それぞれのお店で制作実演があり、10階の広い催事場が埋め尽くされている様子は壮観ですが、特に目を引いたのが「薩摩切子」のお店です。ガラスでは他に「江戸切子」のお店もあり、こちらはソーダガラスの爽やかで軽みのある表現が目立ちましたが*2、薩摩切子のほうはクリスタルガラスをベースにした硬質かつ重厚な作品が特徴。

特に、限定品の「薩摩黒切子」は圧巻です! お店の方に聞いて初めて知ったのですが、切子は外側からカッターを入れ、内側から透かして線を確かめながら彫っていくものなので、その内側が墨を流したような漆黒では彫りの進行状況が確かめられず制作不可能、というのが常識だったそうです。しかし、遂にこの難業をクリアする職人さんが現れ、このような作品が登場することに。ちなみに、左のビアタンブラーには光の反射で模様が「麦の穂」のように見えるという仕掛けまで…。当然ながら、実物は写真より数段上の迫力ですので、興味を持たれた方は可能ならぜひ会場に足を運んでみることをお勧めします!

製造元は薩摩びーどろ工芸(株)

薩摩切子の制作工程を紹介しているサイト

*1:1月9日(火)まで開催。最終日は午後5時閉場

*2:クリスタル作品もあります。