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低予算SF映画「300」(ネタバレあり)

…10日に観た映画はザック・スナイダー監督「300」でした。当日は日付タイトル欄のような感想(&怒り)を抱いてしまったのですが、実はこれ、SF映画だったのですね…と考えるといろいろな事が納得できます。ただ、お約束の「この映画はフィクションであり、実在の人物・団体等とは一切関係ありません…云々」の文言がワーナーマイカルの上映ミス(?)でとばされていたようなのが気になります。

【あらすじ】(注:記憶違いや誤った表現が含まれています)
昔々、「スパータ」という惑星でのお話。そこには誇り高い種族(スパータン)が棲息していた。ある日、「ジャラクシーズ」なる帝王が使者を派遣し、テラフォーム世界では最も貴重な「土と水」をよこせと要求する。この理不尽な要求に怒ったスパータの王、リオナイダスは自ら使者を重力井戸に蹴り落としてしまう。
当然帝王ジャラクシーズは怒り狂い、ヒューマノイド・機械獣(ゾウ型&サイ型)・モンスター等からなる悪の帝国軍(員数約100万)を差し向けてくる。それを要衝「ホット・ゲート」で迎え撃つスパータ軍の精鋭300人。アーマーすら装備しておらず、武器は盾と槍・刀のみ。果たして悪の帝国軍に打ち勝つことができるのか…?


…普通、この種の映画では員数や物量の圧倒的な差があっても正義の側(この場合、当然スパータ軍ですね)が勝利するのですが、「300」では例外的にリオナイダスはじめスパータ軍精鋭が全員、討ち死にしてしまうというスカッとしない結末に。ただ、最後にこのホット・ゲート戦争の1年後という設定で「あの300名の犠牲を心に刻んで戦い抜こう!」と新たな戦闘シーンの始まりもちらっと出ていたので、続編につなぐつもりなのかもしれません。

「いろいろな事」とは…たとえば

  • 空や雲、風の表現が異様。地球上とは思えない。
  • 戦闘シーンがいつもスローモーション・ストップモーション・早回し…の連続と見えるのも、重力場が違っているのかも。
  • スパータでも若い兵士の訓練に機械獣(オオカミ型)が使われていた。
  • 帝国側・スパータ側ともに、飲食のシーンがほとんどない。「朝食をしっかり食っておけ!」という台詞はあったのに。煮炊きの煙などもナシ。チューブ食とか錠剤食とか、簡便な栄養摂取の方法があるらしい。

などなど。また、終わり近くに意味なく「一面の麦畑」のシーンが出てくるのはグラディエーター [DVD]を、エンディングタイトル(アニメで、黒地に赤い血が飛び散る)はカジノ・ロワイヤルのオープニングを、真似ているような気が…。

巷で「300」に関して「反イラン感情を煽る」などと評されているところを見ると、「この映画はフィクション…」の文言が入ってないのは編集段階のミスなのでしょうか? だとしたらちょっと怖いなーと思うぱる子でした。どこかの昔の国名・人名等の英語発音ときわめて紛らわしい固有名詞が続出するので。