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「モネ大回顧展」@国立新美術館

コピーは「モネ、世界の美術館から集結」ですが、実際行ってみるとむしろ日本の美術館や企業に所蔵されている作品が多いのに驚きます。本当に「日本人は印象派がお好き」だったんですね。かなりの人出でしたが(行ったのは20日)、作品の性質上*1、個々の絵の前にびっしり人がたかってしまうということはなく、適度に流れていくため混雑のわりには見やすかったかも。

97点のモネ作品が美術館の外周に沿ってぐるっと展示され、その本流からそれて真ん中の袋小路に入っていくと「モネの遺産」と称して現代美術の作品が展示されています。ぱる子には何かこちらのほうが面白かったです。特に

  • ロバート・ライマン「君主」(1975年)

は印象に残りました。2メートル強の正方形のキャンバスがぴかぴかでもなく、かといって完全にマットでもない微妙な質感の「白」一色に塗られており、正面に立って眺めると一瞬にして距離感が失われ、意識がトリップします…作者の制作意図がそういうところにあったのかはわかりませんが。あと気に入ったのは

本流のモネでは

  • 「ルエルの眺め」(1858年)

これは本当に写真のようなかっちりしたタッチの小品です。「積みわら」連作などのアプローチ(同じ題材・アングルでひたすら光線の変化を追求する)を見ても、モネという人は本当は画家より「写真家」になりたかったのでは? と感じた展覧会でした。

おやつネタとしては、パレット型の透明ケースに微妙なパステルカラーのマーブルチョコをびっしり並べた「パレット入りモネ・チョコレート」(明治製菓)、赤・白・青の三色を使った手まり飴「トリコロールキャンディ」、モネの庭園をテーマにした草花をかたどったフレーバーチョコ詰め合わせ(アンジェリーナ)などのお土産商品もありました。残り9日ですが…

モネ大回顧展

*1:特に後期の大作では、あまり近くに寄って見るとわけがわからなくなるので。