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現在読んでいる連載中コミック(追加)

JIN 第8巻―仁 (ジャンプコミックスデラックス)

JIN 第8巻―仁 (ジャンプコミックスデラックス)

06年12月21日の記事「現在読んでいる連載中コミック」にまた1つ、上記の漫画が加わってしまいました。単行本第1巻の発売日は2001年4月、近日中に第9巻が出る予定とか。大学病院勤務の脳外科医、南方仁(みなかた・じん)がなぜか幕末の江戸にタイムスリップしてしまい、そこで開頭手術から麻疹・コレラといった伝染病や脚気の治療、さらには乳ガンの摘出手術までこなしてしまうという、「江戸時代を舞台にしたブラック・ジャック」のような作品です。

「現代人が江戸で治療」というアイデア石川英輔大江戸神仙伝 (講談社文庫)のシリーズにも登場しますが、『大江戸…』の主人公がタイムパラドックス*1の発生を恐れて限られた人を内密に治療している*2のに対し、南方医師は「救える患者なら一人でも多く助けたい!」と、周囲を巻き込んでペニシリンの抽出工場までつくってしまいます。このへんはむしろL.スプレイグ・ディ・キャンプのSF闇よ落ちるなかれ (ハヤカワ文庫SF)に似通ったものを感じますね。

そうそう、今のところ単行本最新刊の第8巻には何と脚気に対する「おやつテラピー」が登場します! なんとオールマイティな脳外科医なのでしょうか…

【参考サイト】闇よ落ちるなかれ(絶版本の宴)

*1:タイムマシンで過去に行って自分の先祖を殺してしまったら? 殺さないまでも、過去に何らかの影響を与えることによって「自分が誕生しない未来」をつくることになってしまったら? といったものが代表的。関係ないがぱる子家では「タイパラ」と略称される

*2:「大江戸」シリーズの主人公は医師ではなく薬学畑の人間で、治療対象はもっぱら脚気。後のほうでは、にわか勉強して虫垂炎の手術も行っている。