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「ジプシー・キャラバン」を観てきました

東京では渋谷シネ・アミューズのみの単館上映。ここの設備についてはいろいろ言われているようですが、シート自体は座り心地が良く、肘掛けにドリンクホルダーも付いていてまあ満足できる水準です。が! フロアの天井高により構造が決定的に制約されており、前席〜後席への傾斜が十分とれていないため視界が一部遮られてしまうこと、また音響がイマイチという悪条件は否めません。始まってしまうと映画の力であまり気にならなくなりましたが…

ひと言でむりやり表現するなら「世界ジプシー(音楽・舞踊)大図鑑」といった趣の映画です。全米を回る6週間のジョイントツアーの公演風景と、それぞれの音楽集団の故郷での情景が絶妙にミックスされ、インド、マケドニア(旧ユーゴスラビアの一部)、ルーマニア、スペイン…と広範囲にわたるロマ民族の音楽スタイルが一望できる貴重な映像でした。

特に強烈な印象を残したのは、女装したインドの踊り手が高速で旋回しつつだんだん体勢を低くしていき、最後には膝で舞台上を自由自在に旋回する超絶技巧。また、フラメンコのアントニオ・エル・ピパの情念あふれるファルーカ〜アレグリアス。最後には「マハラジャ」+フラメンコ、「ファンファーレ・チョカリーア」+「ジプシー・クイーン」エスマなどのフュージョンも登場し、圧倒されました。言葉もスペイン語、英語、ロシア語に似た語彙のある言語、何だかわからないインドの言葉、フランス語、インド人の英語、ルーマニア語? ロマ語? とごった煮状態で実に刺激的。6週間にわたるツアーを無事、成功させたアメリカ側スタッフの苦労もしのばれます…

ちなみに本日最終回(予告編ナシの19時開映)は、1時間前に到着して購入したチケットの整理番号が37番(問題なく座れる)という状況でした。

「ジプシー・キャラバン」公式サイト