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素直に読んでも怖いグリム童話(青ひげ)

完訳 グリム童話集〈2〉 (岩波文庫)

完訳 グリム童話集〈2〉 (岩波文庫)

上記文庫に「51」として収録されています。続く「51」には『人ごろし城』という別バージョンも。たぶん世界中にあると思われる、

  • この城のものは何でも自由に使っていいけど、この部屋だけは決して開けてはいけないよ(と言いつつ、なぜか鍵は渡される)

というパターンのお話。人間の常として言われたほうは好奇心を抑えきれず、ついに禁断の扉を開けてしまう…というお約束の展開です。まあクライマックスシーンが
「…すると、戸があいたとたんに、血の川がこちらへ、ひたひたと流れよってきて、それから、いまわりの壁には、死んだ女がいくたりもぶらさがっているのが見えました。そのなかには、もう骸骨だけになってるのも、いくたりかあります」
というものですから、あまり幼児向け絵本とかにはなっていないと思いますが。それにしてもすばらしい名訳ですね。超オススメの岩波文庫全5巻。


【おまけ】ペローの青ひげ(独断でおすすめの1冊 第39回)シャルル・ペロー版には絵本もあるようです。