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13才で読んだ本の記憶

神と野獣の日 (角川文庫)

神と野獣の日 (角川文庫)

先日の朝日新聞に紹介記事が載っていました。
東野圭吾さんが、「僕の最大の掘り出しモノ」として推薦し復刊がかなった1冊である。(中略)…隠れた名作である。しかし、東野さんの意見同様、この作品、本当に「読んだ」という人に会ったことがない。なぜなのか、大きな謎である。
ということで (^^)/ (大昔ですが)読みました! と練馬の片隅から手を挙げてみます。
ある国から誤射された5メガトンの核弾頭ミサイル5基があと43分で東京に……。それを知った国民は……。そしてラストでは
とこの後、記事では何と核心部分をバラしてしまっています。いくら昔の(ノベルス初出1963年)作品とはいえ、いいのかなぁ。このラストの一文が凄い! ということで当時、この本を教えてくれた同学年の友人と盛り上がった記憶が。あと、東京から水平方向に逃げるのはもう絶対間に合わないため、何とか助かる可能性を求めて群衆が地下鉄構内に殺到、パニックに…という描写があったような。

また、核ミサイル着弾が避けられないことを知った米国大統領が「哀悼の意を表するため、全国的に賛美歌を放送する」と発言、日本でも東京以外の地域で何かそのような放送を行おうとするが、日本には賛美歌のような「皆が知っていて、厳粛な」音楽がない、皆知っているからといって「童謡」というわけにもいかないし…とヘンなところで政府高官が苦悩するくだりがあって、「たしかに…」と妙なリアリティに感心した覚えがあります。

以上、遠い過去のことをどの位(不)正確に覚えているものか、ためしに当時の記憶だけで書いてみました。妄言多謝。