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「オペラの舞台はこう創る 第2弾」@練馬文化センター小ホール

練馬区演奏家協会レクチャーコンサート。「演出とその実践」という副題が付いています。ピアノ伴奏、装置枠組み(扉と窓だけ)があって衣裳と演技をつけて歌うというものです。演目はモーツァルトドン・ジョヴァンニ」、但し第1幕の第1場および第12〜13場のみの抜粋です。

第1場はドン・ジョヴァンニの騎士長殺害、第12〜13場はドンナ・エルヴィーラによるドン・ジョヴァンニ告発、そしてついにドンナ・アンナがドン・ジョヴァンニが父親の仇と発見するところ。音楽と所作との関係、そして解釈(ドンナ・アンナの部屋で何が起こったか?)によってどう演出の違いが出てくるか…といろいろ勉強になる内容ではありました。

ただレクチャーとコンサートの比率が7:3くらいで、もっと歌手の声を聴きたかったという物足りなさは残ったかも。日本語訳詞による歌唱で、「おまけ」として第2幕第16場(最終章)の六重唱*1だけイタリア語で歌ってフィナーレとなったのですが、当然「地獄落ち」の後であるため、ドン・ジョヴァンニ役のイタリア語歌唱が聴けなかったのがとてもとても残念でした。先のフェンシングの場面が格好良かっただけに…。

*1:ドンナ・アンナ,ドンナ・エルヴィーラ,ツェルリーナ,ドン・オッターヴィオ,マゼットそしてレポレッロによる。