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まんが医学の歴史

まんが医学の歴史

まんが医学の歴史

病院の待合室でチラ読み。たまたま開いたページに「清作は大都会の誘惑に負けた」云々とあり、十代で既にフランス語の原書を楽々と読みこなし、難関の医学試験も苦もなく突破したこの清作なる医学生、私生活では遊蕩にふけり借金を重ねていたらしい。『医学の歴史』と題した本に登場するからには医学史に名を残した「偉人」なのだろうけど誰? と思ったら千円札の顔、野口英世さんでした。

【参考】野口英世の金銭感覚

その後、坪内逍遥の『当世書生気質』で野々口精作という田舎出の医学生が遊里遊びに堕落する…という描写に自分を見るようだと衝撃を受け、「英世」と改名したそうです。私生活はともかく、野口英世といえば最期は自らも黄熱病に斃れた伝染病学の泰斗というイメージがあったのが、実はその分野での研究成果はほとんど後(といっても生前)に「間違い」と判明していた…という記述には驚きました*1。いろいろと興味深そうな一冊ですが、漫画というより医学書のお値段なのが残念。 ブログランキング・にほんブログ村へ
【9/1追記】練馬区内の図書館に蔵書されてました。(^^)/

*1:それでも世間一般には「伝染病の研究に命を捧げた偉人」と思われていることについて著者は、「それでいいんです、医学に憧れを持ってもらうことは必要」と割り切っています。