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METライブビュー「トゥーランドット」(承前)

1月20日の続きです。In questa reggia…と始まった瞬間の張りつめた空気、王子カラフ(マルチェッロ・ジョルダーニ)が謎に答えるまでの「間」と細やかな表情の演技、オペラの中でも特に無理のある筋立てに説得力をもたせていて素敵でした。これほどの名演奏を聴かせてくれても、最後に印象に残るのはリュー(マリーナ・ポプラフスカヤ)、そして「トゥーランドット!」のひと声しか台詞のない、処刑されるペルシャの王子(イケメン←ここ重要)だったりするのが、このオペラの主役の不運な宿命かも。

トゥーランドットの父・皇帝アルトゥム(チャールズ・アンソニー)は父帝というより孫娘のわがままに振り回されるおじいちゃんという感じだったけど、METの舞台に様々な役で通算2934回(十の位以下は記憶怪しいです)も出演していると幕間インタビューで知って、びっくり。まさにMETの生きた歴史ですね。 ブログランキング・にほんブログ村へ