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「アナリーゼ」を演奏に活かすには?

…と題した、東邦音楽大学エクステンションセンターの公開講座に行ってきました。講師は國谷尊之(くにや・たかゆき)先生。

の楽譜(どの版でも可)を用意してください、とのことだったので全音版をコピーして持参。しかし、導入というか演奏を交えた様々なアナリーゼの視点紹介の部分が面白く、あっという間に1時間半経過。何しろ話題が無尽蔵にありすぎて…。

たとえばJ.S.バッハのミサ曲で3拍子から4拍子への転拍子は3=完全数=神の世界から4=地上、人の世界への視点変更を表しているとか、プロコフィエフのf(フォルテ)はラフマニノフのfff(フォルティッティッシモ)位に相当、とか、ベートーヴェンピアノソナタには当時の楽器が三点ヘ音までしか出せなかったことへの「苛立ち」が随所に現れているとか。ちなみに、「ハノン」にみられる不自然なオクターブ移動もやはり当時の鍵盤の制約によるものだそうです。

國谷尊之オフィシャルサイト

【参考】ピアノの音域の話(ベートーベンの場合)