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MET2010-11その2「ボリス・ゴドゥノフ」

タイトル・ロールは男性(バス)、ロシア語、女っ気(恋愛要素)殆ど無し、上演時間4時間超(当初は5時間10分と発表されていた)…というなかなか敷居の高い作品。しかし新宿ピカデリーの2番スクリーン301席が三分の二は埋まっている感じでした。METの威光おそるべし。

表題役のルネ・パーぺは、観る者に有無を言わせずドラマの中にぐいぐい引き込んでいく迫力の演技&歌唱。ロシア語の発音・発声も完璧です! あと貴族会議の書記シェルカーロフ役の人もすばらしい声でした。忘れてならないのは合唱。「ボリス・ゴドゥノフ」では合唱=民衆の声が第二の主役ともいえるのですが、特に今回のMET演出では終幕に、いま観ているのは歌劇「ロシアの民」か? と思ってしまう位ものすごい爆発力で舞台を支配します。…これは、男が泣けるオペラかもしれない。

※ライブビューの次回上映作「ドン・パスクワーレ」の指定券発売開始は11月30日(火)午前9時です。※