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「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」

実は「ターミネーター3」および「ターミネーター4」は観ていないので、それに関連したネタがあっても見逃していると思います。期せずしてキャメロン監督の作品だけたどって観るかたちになりました。

「ジェニシス」はまず原点回帰、「ターミネーター1」の前日譚というか、スカイネット機械軍に対抗するレジスタンス人類軍の指導者ジョン・コナーが自らの母サラ・コナーを守るため部下のカイルを過去に送り込むところから始まります。ものすごいデジャヴュー。裸のターミネーターとカイルがそれぞれ衣服を調達し、サラ・コナーをめぐる攻防戦を…というお馴染みの展開になりそうな錯覚に襲われますが、若いシュワちゃんの前に立ちはだかるのはオールド・シュワちゃんシュワルツェネッガーvsシュワルツェネッガーのシュールな肉弾戦が繰り広げられる。そして格闘中の二人(二機?)を遠くからスコープで狙う人物の登場…と、どんどん知っているお話から離れていきます。

今作で新しいと思うのは「過去に戻って未来を改変する」という元々のコンセプトと逆方向の「未来が変わればそれに応じて過去も改変される」というアイデアが導入されていることですね。劇中の台詞で聞くと おまえは何を言っているんだ という感じでわけわからなくなりますがそこはアクションの勢いで押し切る、みたいな。そのせいかドンパチかなり増量されている印象で、映画館を出たあとちょっと耳が痛かったです。

また今回のカイルは匍匐前進がハンパなく速い! 生まれたときから地下に潜み隠れる生活を送り兵士として鍛え上げられた…というリアリティを感じさせてくれます。あと「ロボ好きのロートル」と揶揄される老刑事オブライエンが絶対どこかで見た顔! と思って後で調べたら「スパイダーマン」シリーズで新聞社の編集長を演じていた人だった。

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「妻との最初のデートで『ターミネーター2』を観に行ったんだ」って、なんか歳月の流れは無情というか…ついに一作品中で三世代を演じ分けちゃうシュワルツェネッガー凄いと素直に感嘆すべきか…まあ アイルビーバック とかオールド・ファン向けのサービスもたっぷりだし、T1ファンなら映画館に足を運んで損はない一本かなと思います、はい。